これは私が留学していたスウェーデンの春シーズンのお話です。
Hej(ヘイ)、Yukikaです🌸
スウェーデンの春は、日本よりも遅く到来します。
スウェーデンでは、4月下旬から5月頃に桜が満開になります。
長い長い冬を乗り越え、ようやく出てきた青空と太陽、そして薄ピンク色の桜たち。
この景色を見逃すわけにはいかない…!とスウェーデンの人々は、コーヒー、サンドイッチ、手作りお菓子、そしてサングラスを持って、いざ出陣します。
近くの公園でもお花見をしている家族やカップル、友人たち、仕事の休憩をしている人など、みんなそれぞれのひと時を、穏やかな表情で過ごしていました。
とかいう私も、友人たちと一緒に公園で何時間もひたすらおしゃべりをしながら、日本とはまた一味違うスウェーデンの春を噛み締めていました。
スウェーデンの春の服装
私が留学してから半年の月日が流れた4月なので、だいぶ向こうの気候に慣れていました。
しかし、それでも長袖に軽めのジャケットという服装が、私にはぴったりでした。
外で太陽に当たっていると、ほんのり汗をかくほどの暖かさです。
しかし建物の中に入ると、ひんやりとしていました。
現地の人々は、半袖または長袖だけで過ごしていました。
そのため、もしこの時期からスウェーデンへ留学、または旅行に行かれる方は、
- 長袖
- 軽めのジャケット(寒がりの方はユニクロのダウンジャケットがおすすめ)
- ジーンズなどの動きやすいズボン
- 帽子
- サングラス(留学される方)
これらの服装がおすすめです!
サングラスをおすすめする理由は、日差しが強いからです。
スウェーデンの人々は、瞳のメラニン色素が薄いので、太陽の光がとても眩しく感じるそうです。
そのため、家の中でろうそくを使って過ごすのも彼らにとって心地よい光だからです。
日本人はそこまで問題はないと思いますが、実際に過ごしているとなぜか眩しく感じました。
きっと日本にいる時よりも、外で過ごす時間が長いためだと思います。
日本とスウェーデン 春の違いとは?
日本にはお花見という季節のイベントがあります。
家族や友人、恋人、職場の人々…など、3月から4月の時期になると、ソワソワしている人がいるかと思います。
どこの桜が開花しているのかをニュースやネットで検索したり、
何を作って持っていこうか、桜もちはどこに売っているかなど、
春という季節を楽しむための工夫をしています。
スウェーデンでの『vår(春)』は、日本と比べると、少し意味が違っているように感じます。
冬の時期が長い彼らにとって、春は『夏至祭に向けての、最初の太陽を浴びれる時期』になります。
友人は、桜を見ることで、心が晴れやかになると言っていました。
四季のある日本では、太陽の光を浴びることは、日常的なことです。
しかし、彼らにとって、春はとても貴重な日の始まりになるので、できるだけ長く外で過ごします。
今回の記事の写真は、全て私が実際に撮影したものです。
一眼レフを片手に、覗く景色たちは、とても美しく、今でも鮮明に思い出すことができます。
ということで、私も日本でのお花見をしにお出かけをしてきます!
スウェーデンでの日々を思い出すと、より大切なお花見になる気がします。
良い春をお過ごしください。
Hejdå! (ヘイドー)
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